1954-05-21 第19回国会 衆議院 大蔵委員会 第59号
その結果、ダイヤモンドの取扱いについても非常に不当な点はありましたけれども、金、銀ほど複雑ではありませんので、これが所有権をどういうふうに帰属せしめることが正しいかということが重点になりまして、国際法上の権威である横田博士、あるいは公法上の権威である杉村博士、民法上の権威である我妻博士等に来ていただきまして、公聴会にかわるべき参考人としての意見を十二分に徴しました結果、ダイヤモンドに関する限り、これは
その結果、ダイヤモンドの取扱いについても非常に不当な点はありましたけれども、金、銀ほど複雑ではありませんので、これが所有権をどういうふうに帰属せしめることが正しいかということが重点になりまして、国際法上の権威である横田博士、あるいは公法上の権威である杉村博士、民法上の権威である我妻博士等に来ていただきまして、公聴会にかわるべき参考人としての意見を十二分に徴しました結果、ダイヤモンドに関する限り、これは
従つてこれの所有権の問題については、十六国会におきまして東大の国際法の権威である横田博士、公法上の権威である杉村博士、あるいは民法上の権威である我妻博士等においでを願いまして、これについて十二分の検討を加えたのでありまするが、結果といたしましては、民法上から見ればきわめて小範囲の、いわゆる所有権というものは認めることができるけれども、この場合においては、供出をした当時と今日とは物体が混淆してしまつておりまして
これは先般のまだ帝國議會の時分でありまするが、牧野博士あるいは我妻博士等の解釋においては、當然立法の趣旨から、合意解約といえどもこれは一應市町村農地委員會の承認を受けるべきではないかという御意見、農林當局は前々そういう解釋をとつております。しかしこれは司法省との間に意見の一致を見ておりませんような事情にありましたので、今回これを疑義なからしめるために、明文をもつていたしました。